【都知事選】ポケモンGO配信で小池百合子氏に有利説

2016年07月23日 16時30分

ポケモン旋風を味方につけられるか

「ポケモンGO」が、都知事選(31日投開票)でも意外な影響を及ぼす可能性が出てきた。

 

 日本で配信された22日、菅義偉官房長官(67)は「公共マナーや安全性などの懸念を持つ人もいるので、ゲームを楽しむ方々が安全に行動できるよう、注意をしっかり守っていただきたい」と話した。個別のゲームへの注意喚起は異例だが、世界的に大ヒットし、日本でも社会現象となるのは必至とみられるからだ。

 

 思わぬ余波を受けるのはこの日、折り返しとなった都知事選だ。

 

 永田町関係者は「『ポケモンGO』の影響は少なからず投票率や街頭演説での集客に出てくるのでは?」と指摘する。

 

 ポケモンGOでは「ポケストップ」と呼ばれるアイテムやポケモンをゲットできる場所が複数ある。このポケストップは都心部に多く配置され、今後は多くの人が押しかけることが予想されている。

 

 各候補者は連日、街頭で支持を訴えているが、それぞれ戦略は異なる。小池百合子氏(64)は1日7~8か所を回り、無党派層メーンで駅周辺が中心。鳥越俊太郎氏(76)も主要駅だが、1日1~3回と数が少ない。一方、増田寛也氏(64)は組織票固めで各地をこまめに回るドブ板だ。

 

「ポケモンGOをやりに来た人が小池氏の演説に出くわすことがあるでしょう。小池氏も無党派層への浸透を図りたいところで、演説目当てでなくても人が多く集まるのは追い風になる」(同関係者)

 

 投票日の動きには、どう変化が出てくるのか。

 

「ポケモンGOは外へ出歩いて行うゲーム。外出するきっかけになるので、投票にも行こうかとなる。過去に森元首相が『無党派層は寝ていてくれればいい』と発言して、物議を醸したが、都知事選は無党派層の票をいかに集めるかがカギ。投票率が高くなれば、組織票が頼みの増田氏や鳥越氏には困る事態で、これまた小池氏には有利に働くのではないか」(同)

 

 米大統領選を戦うヒラリー・クリントン氏(68)もポケストップを演説会場に指定し、若者支持を集めようと流行に便乗している。都知事選もポケモンGOの攻略が当落のカギになるかもしれない。