東京都知事選(14日告示、31日投開票)に「野党の統一候補としてなら」と条件次第で出馬する意向を示しているタレント・石田純一(62)が苦しい心情を明かした。TBS系「白熱ライブ ビビット」が11日、週末の石田に密着した模様を放送した。スポンサー関係者との打ち合わせ、イベントなどで大阪、九州へと動き回った石田。「勝手に密着した」同番組のスタッフを車に同乗させ、心情を明かしている。

 石田は「自分のやりたいことはやってきたし、何か役に立てることはないのかな。まあ、でもリスクというかダメージもすごく…難しいですね」と家族の反対やスポンサー問題など出馬の難しさを吐露した。

 妻でプロゴルファーの東尾理子(40)が「出馬への理解を示した」と報道された件について「メールには『勘違いしないで。何も変わっていませんよ』とあった」と、反対されている気持ちが変わっていないことをダメ押しされ「ガックリした」と明かす。また息子のいしだ壱成(41)は「なんて言っていいかわからない」、娘のすみれ(25)には「大丈夫? 死なないでね」と言われたという。

 石田の行動について月曜コメンテーターの大渕愛子弁護士は「準備不足は否めない。私なら全力で止めます」とキッパリ。カンニング竹山は「会見を見させていただいて、やはり準備不足だろうなってのがあったし、参院選がこういう結果になり、民進党のエライさんたちが選挙で勝つために『石田純一さんで』ってなるだろうか」とコメントした。

 なお、すでに出馬表明した小池百合子氏(63)は石田の出馬問題について「オリンピックじゃないですけれど、出るのは自由ですから」と発言している。