【都知事選】山口敏夫氏 ジャージー姿で出馬会見のワケ

2016年07月06日 16時30分

かつての面影はかすかに残るが、自称“花咲か爺”という山口氏

 都知事選で、強烈な個性派が雌伏の時を経て復帰する。“政界の牛若丸”“珍念”の愛称で知られた山口敏夫元労相(75)が5日、出馬を表明した。

 かつてはお茶の間で親しまれた山口氏は、1995年に東京二信組問題で逮捕され、2006年に懲役3年6月の実刑が確定。都庁の会見場には、なぜかジャージー姿で登場し、報道陣をあぜんとさせた。

「与党、野党の都知事候補選びのプロセスを見ていると、都民を愚弄している。都政の民主主義は壊れているとの憤りがある」

 山口氏が最も怒りをあらわにしているのは、ゴタゴタが続く東京五輪問題だ。五輪組織委員会を“大伏魔殿”と称し、森喜朗会長(78)を“暗愚の指導者”と糾弾。

「総理大臣が、きちっと任命権者として始末すべき」と、森会長の更迭を公約の一つに掲げた。

 ちなみにジャージー姿なのは理由があった。

「隠居して、それこそ下流老人の仲間入りして分かるけれども、お酒はぬるめのカンがいい、サカナはあぶったイカがいいと…。ジャージーなのもカネがかからないし、動きやすいから。最初は大臣クラスに会いに行くのはネクタイでないとマズイかなと思ったけど、背広でなくても関係ないんだ」

 都知事選の17日間は新宿駅前で毎日朝8時から夜8時まで街頭演説する予定だ。