美女、美男子から元音楽家まで…注目される世界のホームレス

2016年01月10日 09時00分

 中国メディアで最近「美しすぎるホームレス」が話題だ。ある街の路上で、ガラクタを集めている姿がネットで報じられ「何の誇大広告なのか」「どうせ元ホームレスとかで、デビューするんだろ」と疑いの目も向けられている。短パン姿にロングの茶髪で、20歳前後に見えるが、とてもホームレスには見えない。本当にお金に困っているのは事実らしく、銀行の入り口に正座し、お金をくれる人を待つ姿も撮影された。

 中国では5年ほど前にも1人の「美少女ホームレス」がマスコミをにぎわせた。ロリちゃんことハン・ビーヤオちゃんは北京の地下道で歌をうたって日銭を稼いでいた。病気の母親を助けようとしているとの噂だったが、いまどきのファッションに茶髪で、どう見てもホームレスには見えない。

「127万円で初恋を売る」などの情報もあったが、どういう意味か分からないまま、いつの間にか彼女の姿は消えた。

 イケメンすぎるホームレスもいる。ネットで話題になり、ホームレスになった事情や家族との再会、社会復帰の経緯は映画化の予定もあるという。本人はモデルとしてショーに出たのだが、わずか3日でクビ。あまりの待遇のひどさを経験し、自ら逃げ出したという。

 米国・フロリダ州サラソータ市では、政策の一環として路上に公共のピアノが設置されている。日銭を稼ごうとドナルド・グールド氏(51)が演奏する映像が話題を呼び、彼は一躍時の人となった。

 ドナルド氏は米海兵隊でクラリネットを吹いており、ミシガン大の音楽科にいたが、学費が払えず卒業できなかった。その後、家庭を持ったが妻は死亡。息子が保護施設に入ったときからホームレスになった。

 演奏を聞いた地元住民が、彼のために生活費と大学の単位を取るためにファンドを立ちあげた。1週間で3万ドル(約370万円)が集まったというが、なんとかホームレスから脱却してほしいものだ。