猪木氏10月にも訪朝へ「世界平和友好議連」設立

2015年08月20日 17時31分

「世界平和友好議員連盟」の設立を表明した猪木氏(中)

 日本を元気にする会のアントニオ猪木参院議員(72)が20日、参院議員会館で記者会見を開き、「世界平和友好議員連盟」の設立を表明した。猪木氏が最高顧問を務め、維新の党の松浪健太衆院議員(44)が会長に就任する。早ければ10月にも北朝鮮を訪問する予定だ。

 

 核になるメンバーは昨年、猪木氏とともに北朝鮮を訪問した議員ら。今後どんな活動をしようかと議論を重ねるなかで、議員連盟を設立する構想が浮上した。松浪氏は「イラクから人質を連れ帰った猪木氏に感銘した。猪木氏をお誘いしてこのグループを作った」と、あくまで猪木氏あっての議連だと説明した。

 

 国会開会中の海外渡航には制限があるので、活動は10月以降になる。北朝鮮やキューバ、ロシアといった猪木氏がパイプを持つ各国を訪問し、日本政府にはできない議員外交を目指す。

 

 猪木氏は「外務省が踏み出せない部分をやる。(政府が)米国の情報の下で外交をやっている中で、自分の足で歩いてみると、政府の言っていることと違うこともある。リスクのないことなんてありえないという覚悟でやりたい」と意気込む。

 

 北朝鮮では10月10日に朝鮮労働党の結成70周年を祝う式典が予定されている。

 

「招待状は来てませんが、内々に『来てください』と言われている。議連の人たちも招待してもらえれば」(猪木氏)

 

 日朝問題の前進につながるか。