NHK党の立花孝志党首(54)が29日、国会内で会見し、臨時国会(8月3~5日予定)で、先の参院選に当選したガーシー(東谷義和)氏(50)の欠席届を参院に提出したと明かした。理由は「暗殺の恐れがある」とした。
  
 ドバイに滞在したまま参院選で当選したガーシー氏は帰国しない意向を示していた。国会法では議院に出席できない場合、請暇書や欠席届を提出しなければならない。正当な理由なく欠席した場合は懲罰委員会にかけられる可能性がある。
 
 立花氏はこの日、事務方がガーシー氏の海外渡航届と臨時国会の欠席届を提出したと説明し、理由については暗殺の恐れがあるのを第一の理由に挙げ、逮捕の恐れについても触れたという。

 立花氏はガーシー氏の臨時国会に出席については「100%出てこない」としたうえで、秋に予定される特別国会や来年の通常国会に関しては「ガーシーが出たくて出られないのか、出る気がないのかを明確にしないといけない。ガーシーは恨みを買いやすいし、脅迫が来ているのも事実。そこはゆっくりと話をしてきます。個人的には6年間、1回も出席しない国会議員を作り出したい」と話し、来月頭にドバイに渡り、ガーシー氏と協議するという。