中国「人食いエスカレーター」の次は天井を突き破る「ロケットエレベーター」

2015年08月11日 06時05分

 人食いエスカレーターの次は、ロケットエレベーターだ! 中国でエスカレーターの重大事故が相次いでいるが、今度は制御不能になったエレベーターが、マンションの天井を突き破る事故が起きた。

 中国メディアによると7月30日、四川省宜賓(ぎひん)市のビルでエレベーターが突如“暴走”し、最上階の天井を突き破り、その後1階に落下した。幸いにも事故当時、乗っている人はいなかったが、このエレベーターは昨年10月に設置されて以来、閉じ込められたり、急に落下する事故が繰り返し起きていたという。

 中国ではエスカレーター事故が相次ぎ、社会問題になったばかり。なかでもショッキングだったのは、7月26日に湖北省荊州市のデパートで起きた事故。子供を連れた女性がエスカレーターを昇り切ったところ、踏み台部分が突如陥没し、エスカレーターの駆動機に巻き込まれて死亡した。

 ウェブサイト「中国網」によると、7月10日から28日までの19日間で計8件のエスカレーター事故で6人が死亡、14人が負傷したという。

 中国版ツイッター「微博」では「この国はどうなってるんだ」「階段を使うしかないのか」と疑問や憤りの声が広がり、エレベーター事故に至っては「ロケットか」と笑えないツッコミも聞かれる。

 お隣の韓国では2003年11月にすでにロケットエレベーター事故が発生。48階建て複合マンションのエレベーターが停止せず天井を突き破り、住民の1人が壁に頭をぶつけて6針縫うケガを負った。

 これを受けて微博では「我々が最初ではなかった」「韓国が10年以上前に通った道だ」と謎の“勝利宣言”も…。

 総合商社勤めの30代男性は「そんなことで勝ち誇られても…。怖くて向こうの乗り物には乗れないよ。こんなことで死にたくない」と語った。