参院選(10日投開票)の東京選挙区(改選数6)に政治団体「スマイル党」から立候補している込山洋氏(48)が7日、自民党から立候補している元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)と遭遇。「国会にスマイルを!」とお願いし、生稲氏から「スマイル」を引き出した。

 有楽町駅前で行われた街頭演説で込山氏は生稲氏と遭遇した。「10度、20度、30度、スマイル!」と師匠のマック赤坂・港区議譲りで、スマイルの普及を訴える込山氏は、生稲氏の演説終わりに記念撮影の列に並び始めるや「込山さんへ」とサインをゲットして大喜びだ。

 込山氏は「私は昭和48年生まれで、おニャン子世代。一番好きだったのは工藤静香さんだったが、2番目が生稲さんだった。政治と個人は別物で、約30年の願いがかなった」とうれしさを爆発させたが、そこは同じ選挙区から立候補している身。一ファンで終わるハズがなかった。

「自民党にはスマイルがない。生稲さんには『当選した場合はぜひ国会にスマイルを広めてください』と一有権者の立場でお願いしてきました。ご本人もお約束してくれました」。込山氏の迫力に圧倒された生稲氏はポーズこそなかったが、確かに「スマイル」と応じていた。

 さらに込山氏は「生稲さんはまだ当選前なので純粋だと思う。これが当選したら、ロボット議員になってしまう。やってくれるかわからないが、スマイルをお願いできて、良かった」。七夕の日の願い事は果たしてかなうのか――。