
自民党の茂木敏充幹事長(66)は1日、参議院選挙(10日投開票)に立候補した各陣営に対し「一票一票の積み重ねに全力を」と題した文書を送った。
選挙戦は中盤戦に入り報道各社が「与党で改選過半数の勢い」と伝えている。
しかし茂木氏は「序盤戦は、岸田総裁を先頭に全国各地、各選挙区で活発な運動が展開されてきました。しかし、ここに来て、繰り返される情勢報道の影響もあってか、わが党支持者に楽観ムードが見られる一方、野党側は強い危機感を持って必死の運動を繰り広げています」とした上でこう引き締めている。
「特に参議院選挙においては、一瞬の油断が命取りとなります。風向きも一瞬で変わる危険性があります。いまここからが正念場となります。あらためて陣営の各種取り組みを総点検して、一票一票の積み重ねに全力を挙げてください」
期日前投票の呼び掛けを徹底することも指示した茂木氏。投票日当日まで緊張感を維持したい考えだ。
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