一般社団法人「日本音楽事業者協会」など音楽4団体が30日、参院選(7月10日投開票)に自民党公認で出馬している比例代表候補の元SPEED今井絵理子氏と、東京選挙区候補の元おニャン子クラブ生稲晃子氏の決起大会を都内で開催した。芸能界出身の両候補はエンタメ業界へのサポートを誓った。

 あいさつを行った今井氏は新型コロナウイルスの影響でライブエンタメ業界に大打撃があったことを指摘し、「これからも業界の発展とアーティストの力になれるように取り組みたい」と抱負を述べた。また、「障害のある方にもライブエンタメという楽しみをお届けしたい。障害のある方にも楽しめる環境づくりをしたい」と意気込んだ。

 生稲氏も「コロナ禍で芸能界、音楽業界は非常に大変な思いをされた。誰のせいでもないが悔しくてしかたがなかった。でも、この芸能界にいずれ光がともると思います。そのときは私もお力になりたい。この業界にはたくさんの人たちが働いています。恩返しをしたい」と述べた。