自民党の小泉進次郎衆院議員(41)が27日、参院選(7月10日投開票)に兵庫選挙区(改選3)から出馬した末松信介文科相(66)の応援に駆けつけた。

 近畿はまだだが全国各地で梅雨明けし、夏本番のような暑さの中、末松氏と神戸・三宮の商店街を練り歩いた小泉氏。大勢の聴衆が集まった阪急・神戸三宮駅前でマイクを握ると、「この街頭演説で熱中症とか気分悪くなったりしたら看護連盟の方がいますから、どうか無理しないで。プロがいますから」と話した。

 あまりの暑さに、自身が高校球児だった頃を振り返り、「6月でこの暑さ。私も高校野球やってたけどこんなに暑くはなかった」。

 続けて「今日は朝日新聞もいると思うけど、朝日新聞が主催しているのが夏の甲子園ですよ。いつまでも女性がボールボーイやっちゃいけない、そんなくだらないこと言わないで、多様性を言うんだったら、甲子園、高校野球、一つ一つ、今まで私たちが当たり前と思っていたことを変えていくタイミングが来ているのではないか」と語った。

 末松氏の文科相としての実績や自身の環境相時代の実績を強調。「自民党は改革政党だ。改革といえば維新という人も出てきているが、改革といえば自民党だというのを取り戻さない限り、関西で自民党の復活はない。維新のことを責めるのではなく改革を競争して、維新以上の改革政党になれば自民党は間違いなく復活する。どうか力を貸してください」と、父・純一郎氏ばりに〝改革〟を連呼し、支持を訴えた。