自民党から参院選(7月10日投開票)比例代表で立候補した漫画家の赤松健氏(53)が22日午後、東京・秋葉原の選挙事務所前で第一声を行い選挙戦をスタートした。

「ラブひな」「魔法先生ネギま!」など美少女ラブコメディー作品をヒットさせた赤松氏。漫画界から初めて政界進出を目指す候補には、テレビや新聞、ネットメディアなど数十社が取材に訪れた。

「漫画家として講談社漫画賞をもらった時より、緊張しています」と本音を語った赤松氏は、18日間の選挙戦について「ネット選挙が中心ですが、街宣ではなるべくファンのみんなに私を撮っていただいて拡散していくようなキャッチーな言葉を言っていきたい」と語った。

 全国を走り回る街宣車は〝赤松健スペシャル〟仕様だ。初号機(白)は首都圏、弐号機(赤)は主に近畿・東海圏を走り支持を訴えるという。

「私のキャラクターを描きました。みなさんに見ていただき、(写メで)撮っていただけたらうれしいです」(赤松氏)

 赤松氏の応援には〝盟友〟として知られる自民党・山田太郎デジタル大臣政務官が駆けつけた。

 前回の参院選では、ネット選挙で54万票を獲得した山田氏は「赤松さんは私と同じようにネットで戦います。選挙は義理や人情で受からない。技術です。みなさん、赤松さんの応援ツイートを見たら、リツイートしてくだい」と訴えた。