小池百合子東京都知事が1日、都議会本会議後に報道対応した。

 小池氏は「知事に就任した2016年の時点で待機児童は8466人でした。子どもを育てたいのに仕事に行けなくなるとか、仕事か子どもかっていう、AorBだったのを、A&Bに変える取り組みをしてきた。その結果、今年4月時点で300人。6年間で96%減りました」と話した。

 この日に行われた所信表明演説では育休政策にも言及。「『休む』ことを連想させる『育休』という言葉自体を変えなければなりません」と話し、新しい愛称を募集したところ8800件の応募があったと明かした。今月中に新名称を決定するという。

 初当選時に小池氏は「待機児童ゼロ」を公約に掲げていたが、着実にゼロに近づいている。