へずまりゅう、箕輪厚介氏…4630万円未返金男に〝群がる〟ワケ

2022年05月18日 12時07分

本当にカジノでスッたのか(東スポWeb)
本当にカジノでスッたのか(東スポWeb)

 山口県阿武町で、24歳の男性に給付金4630万円が誤送金された問題で、男性はオンラインカジノで全額使ってしまったため返還不可能と主張している。「罪は償う」と話している男性は、警察による任意の聴取にも応じており、刑事事件となって逮捕、実刑となる可能性もある。そうしたなか、この男性にアドバイスや救いの手を差し伸べる動きが出ている。

 先月8日にコロナ関連の10万円臨時特別給付金で、463世帯分となる4630万円を誤って振り込まれた男性は、同月21日に「お金は既に動かした。もう戻せない。犯罪になることは分かっている。罪は償う」と話したという。さらに17日に男性は、海外のオンラインカジノで全額使ってしまったと説明していることが明らかになった。

 返還を求める町側は、既に男性を提訴。訴えが認められても男性に金がない場合は財産の差し押さえなどになるが、泣き寝入りとなる可能性も。また町側は刑事告訴も視野に入れており、誤送金と知りながら男性が金を使い込んだ場合は、窃盗罪や詐欺罪、電子計算機使用詐欺罪などに問われる可能性がある。

 ただ誤送金した町側が“被害者ヅラ”して、約500万円近い弁護士費用を上乗せした約5100万円の返還請求を出していることや、男性の名前や住所を公表したことが批判を浴び、男性に若干の同情も集まる異例の事態にもなっている。

 こうした状況に「救いたい」と行動に出たのは、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうだ。山口県出身のへずまは、男性が名前を公表されたことで、自身が2年前にコロナに感染しながら県内を移動して知事から名指しされた過去を振り返り、「俺がお前の4630万円肩代わりしちゃるけ 皆んなにお金返さんか? 俺はお前の気持ちが分かる。自分の情報がメディアに晒されたら辛いよな 変わりたいならDMしてこい」とツイッターで呼びかけた。

 男性とコンタクトを取るべく阿武町入りしたへずまは、本紙の取材に「自分も大金が入金されていたら使っていたと思います。自分にはお金はないが、周りの資産家やユーチューバーに協力してもらい、4630万円をすぐに返すことができる。過ちを犯した若者を助けたい。大好きな山口県のために力になりたいと思った」と話した。

“ガーシー方式”で返金を提案したのは元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏。「ABEMA」に出演した際、「ユーチューブのチャンネルを開設したら100万人登録ぐらいいく。それで元が取れる」とアドバイスした。

 ガーシーこと東谷義和氏は借金返済のために芸能界の裏を暴露するユーチューバーに転身し、登録者数120万人を突破する人気となっている。男性もユーチューバーとなることで話題を呼び、借金返済できるというワケだ。

 また幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏はツイッターで「オンラインカジノで4630万円使っちゃった方、良かったらDMください」と呼びかけた。こちらは本を出版し、印税で返済に充てるべきとの考えだ。箕輪氏は海外カジノで100億円超をスった大王製紙元会長の井川意高氏のザンゲ本を手掛けた。ギャンブル依存症を告白し、海外逃避行を続けている東谷氏の自伝も出版予定とあって、「井川さんもガーシーさんも担当してるので敵じゃないです」とツイートしている。

 さらに社会的にやらかしてしまった人をリングで更生させる場を提供している素人格闘技「hatashiai」を主宰する古賀真人代表は、「阿武町の花田憲彦町長VSオンラインカジノで溶かした24歳」のカードをさっそくオファーした。

「へずまりゅうも昨年、みそぎマッチを行っている。社会問題の解決企画で、ぜひ町長と戦えばいい」と古賀氏は、悪ノリではなく本気も本気だ。
 男性の素性も明らかになっていない中で、着服疑惑やオンラインカジノで使い込んでしまった武勇伝ばかりが先行している感は否めないが、4630万円が突如舞い込み、“人生を狂わされた男”として、各界から熱視線を送られていることは間違いないようだ。

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