国家破綻危機でもアレを止められない?ギリシャ国民

2015年07月08日 16時00分

 EU(欧州連合)などが求めた緊縮財政再建策の賛否が問われた5日のギリシャの国民投票は「OXI(反対)」が多数を占めた。EUとの対立が深まる中、専門家の間ではEUから切り離されるとの見方も強い。いまだワガママ言い放題で楽観的観測を持つギリシャ人の国民性とは――。

 EUやIMF(国際通貨基金)から多額の借金を抱えながらも返済するメドが立たないギリシャは、国民投票で年金カットなどの緊縮財政策を否決。EU側に緊縮策の見直し、追加緩和を求め、延命を図りたい構えだ。

 混迷を深めるギリシャ問題の余波で日経平均株価は6日、一時500円以上の下落となった。“ギリシャ発世界恐慌”も懸念されるが、国際金融専門家は「ギリシャ問題は5年前から同じことの繰り返しで茶番もいいところ。ギリシャはEUにいる以上は甘えて、いつまでたっても再建できない。この5年でEUも市場もギリシャに見切りをつける前提で準備を進めてきた」と指摘する。

 ギリシャがEUから離脱すれば、通貨もユーロ導入前のドラクマが復活するとみられる。「ギリシャ人は年金カットから放たれ、かつての生活を取り戻せると夢見ているが、発展途上国へと戻るだけ。国民の4分の1が公務員で、甘い汁を吸い続けたツケです」(同)

 危機発覚後もEUにおんぶに抱っこで、当事者意識が薄いのはその国民性からか。

「ギリシャ人は、何か不満があるとすぐにストライキで仕事をしない。一方で議論好きで、選挙はお祭り騒ぎで盛り上がるが、何も前に進まない」(ギリシャ事情通)

 またセックス大国でも有名だ。コンドーム大手の英「Durex」の2006年の調査では、世界の主な国の年間セックス回数でギリシャはダントツの164回。2日に1回はセックスしている計算だ。ちなみに日本は48回で最下位。

 財務危機が表面化して以降も11年の同調査で「週に1回以上セックスする割合」は06年の87%から数ポイント下げただけ。

 セックスが悪いワケではないが、その情熱を少しでも国の再建に向けていれば今回のような事態を招くこともなかったハズだが…。