立憲民主党の西村智奈美幹事長(55)は5日、ロシア外務省が国会議員やメディア関係者、研究者など63人を無期限入国禁止にすると発表した問題についてコメントを発表した。

〝出禁対象者〟は様ざまな反応を示している。なかでも自民党の高市早苗幹事長は「上等やないかい。招かれても行かんわい!」と関西弁で応酬して注目を集めた。

 西村氏は「ロシア側は(出禁対象者による)受け入れがたい発言などを理由としているが、国際法や国連憲章に反し、ウクライナに軍事侵攻したロシア側に全面的な非があり、現下の事態を招いた責任があり、このような措置は断じて受け入れられず抗議する」と批判した。

 今後、日本のロシアに対する対応については「立憲民主党は、G7(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ首脳会議)をはじめとする国際社会と一致して、引き続き一刻も早い全面停戦に向けた、あらゆる外交努力を続けていくことを支持していく」としている。