立憲民主党の福山哲郎参院議員が2日午前7時40分ごろ、京都市伏見区の路上で街頭演説をしていたところ、近寄ってきた男に殴られたことがわかった。

 福山氏は同日午後、自身のツイッターを更新して、「一人の男性が秘書2名に近づき、何らかの言葉を叫び、肩をつき押す、足蹴りを入れる等の暴行を加えた。その後、私にも近寄り、一撃、殴打した。市民の110番通報でパトカーが到着、逮捕に至った」と状況を報告。

 その上で「いかなる理由でも暴力は許されるものではありません。民主主義社会において政治活動の自由は守られるべきものと考えます。今後、このような事件が起きないことを祈ります」とつづった。

 これを受け、立民の蓮舫参院議員もツイッターを更新。「政治活動中の国政選挙候補予定者への暴行は言論の自由、表現の自由を力によって封殺するもので、民主主義そのものを脅かします。強く断固抗議します」と遺憾の意を表した。