
皇室系ユーチューバーの京(KEI)氏(44)が今夏の参院選で立候補を検討していることが分かった。京氏は昨年、秋篠宮家の長女眞子さんと小室圭さんの結婚に「反対デモ」を主催した人物で、比例代表で10人の候補者を擁立し、「女性天皇誕生に向けた皇室典範の改正」を掲げて、国政に打って出たい考えだ。
京氏は昨年9月に「眞子さまと小室さんの結婚反対!」「小室さん母子の公金搾取疑惑を調査せよ!」と都内で結婚反対デモを開催し、多くの賛同を得た。
眞子さんの結婚後は宮内庁や秋篠宮家が追及のテーマとなり、天皇・皇后両陛下の長女愛子さまが成年となった昨年12月1日には成年祝賀パレードも開催していた。
京氏は29日、自身の公式ユーチューブチャンネルで政治団体「女性天皇と共に明るい日本を実現する会」の設立を発表。「国民の8割を超える支持があるといわれる女性天皇の議論を一向に開始しない腐敗した政治そのものを皆さんとともに変えていきたい思いを込めている」と説明した。
今年に入ってからは皇室問題について、国政政党に直接問いただす活動もしていたが、どの政党も及び腰の現実に愕然。「抗議活動を行ってきたが、一向にその声に耳を傾ける政治家が現れなかった。興味を持ってもらうよう頑張ってきたが、無理ではないかと判断し、私自身が皆さんの声を受け取る側に回るべきではないかとの思いに至った」と立候補を決意したという。
ただ立候補へのハードルは高い。選挙区ではなく、比例代表での立候補を目指しており、参院選の場合は候補者を10人以上擁立しなければいけない。供託金だけで少なくとも6000万円かかる。
京氏は「無謀な挑戦になると思うが、政治家が誰も声を上げない以上、10人の仲間と戦っていかなければ皇室問題は解決しない。ただ、個人で6000万円の資金を調達するのは不可能」と話し、今後、支援を求めていくという。
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