
日本維新の会は28日に国会内で会見し、歌手で俳優の中条きよし氏(76)の今夏の参院選に比例代表での擁立を発表した。
維新の馬場伸幸共同代表(57)は「国民に夢や希望を持っていただく。そういう明るい社会を作っていきたい。中条さんもそのメンバー一人としてご指導ご鞭撻をいただきますように心からお願い申し上げます」と話した。
複数の党から打診を受けという中条氏だが「ただ法案とか政策に反対するだけの党ではなくて自分の思いの丈を実行してくれる優れた党」として維新から出馬を決めた。
中条氏は「もし国民の皆さんが76歳になる中条きよしがやるって言うんだったら、やらしてやろうと。吠えさせてやろうとおっしゃるんだったら自信はあります。命ある限り、国のために命を懸けられると思います。命が懸けられる年だと思います」と力強く語った。
中条氏は岐阜県出身。1974年に「うそ」が150万枚を超えるヒットを記録し、日本レコード大賞大衆賞を受賞。81年にはドラマ「新・必殺仕事人」に三味線屋の勇次役でレギュラー出演するなど俳優としても活躍した。
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