元首相の鳩山由紀夫氏(75)が14日、ツイッターを更新。ロシアによるウクライナ侵攻に言及した。

 2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻から1か月半が経過。しかし、依然として停戦交渉は進んでいない。

 この状況について鳩山氏は「この戦いはウクライナが舞台のロシアvs米国の戦争である」と指摘した。

 続けて「ウクライナは戦場で疲弊し、ロシアは思惑通りに行かず苦戦している」と現状を分析した上で「両国はNATO問題などで停戦可能だが米国は戦争が長引くほど軍産複合体が利益を得て株価が上がり、プーチンの首を取れる確率も増す」と今回の戦いでは米国のメリットが大きいとし「誰かが米国の首に鈴をつけねば泥沼化する」と持論を展開した。

 米国バイデン大統領はロシアがウクライナで行っていることはジェノサイド(大量虐殺)だとし、ウクライナおよそ8億ドル(約1000億円)の追加軍事支援をすることを表明した。