MERS拡大中なのに観光客誘致 韓国の呆れる危機意識の希薄さ

2015年06月18日 06時00分

 厚生労働省は16日、中東呼吸器症候群(MERS)の自宅隔離対象者で韓国から帰国した日本人2人のほかに、隔離対象と分かる前に帰国した日本人が複数いることを明らかにした。厚労省は「いずれも症状はなく、感染リスクは低い」と強調し、冷静な対応を呼び掛けている。だが、韓国で感染者計154人、うち死者は19人に広がったMERSが日本に飛び火する可能性が出てきた。

 一方、この状況下で韓国は外国人旅行者を集めるのに必死だ。感染拡大に伴う観光客減少を受け、韓国文化体育観光省は同日、外国人観光客がMERSに感染した場合、医療費全額や旅費などを国庫負担することなどを盛り込んだ観光業界への支援案を発表した。

 感染は医療機関内に限定されており、安心をPRする狙い。韓国メディアによると、入国時に無償で加入できる保険の形を取る。終息後に備え、観光誘致のCM制作や、日本向けに日韓国交正常化50年の記念イベント開催などを想定している。

 中国「環球時報」によると、訪韓を続々とキャンセルしている観光客を呼び戻そうと、韓国政府は団体旅行ビザの手続き費用を一時免除することを検討しているという。

 著書「韓国呪術と反日」などがある但馬オサム氏は、韓国旅行の危険性をこう語る。

「韓国では保健衛生に関する意識、とりわけ伝染病に関する危機意識が驚くほど希薄で、1000万人都市のソウルでさえ、毎年コレラが発生している。今回のMERSでも国民安全処の担当者が『安全対策本部は患者が300万人発生してから設置すればいい』と発言し、さすがに国民は耳を疑ったそうです。罹患者を乗せた疑いのある航空機に殺虫剤をまいて『消毒』と言う国です」

 伝染病対策にも有効なうがい、手洗いがMERS予防にも有効とされるが「韓国の高校生のアンケートでは『用便した後、せっけんで手を洗う』と答えた生徒は17%にとどまったという話」(但馬氏)だというから、韓国旅行は控えるべきだろう。