韓国の中東呼吸器症候群(MERS)感染で保健福祉省は15日、自宅隔離対象者約5000人中20~30人が外国籍で、日本人が含まれていると明らかにした。日韓関係筋によると同対象者の日本人は2人で、いずれも15日までに帰国していた。

 外国籍の同対象者は全員、ウイルス検査で陰性だった。韓国ではMERSの拡大が止まらず、15日までの感染者は150人を数え、うち16人が死亡した。

 そんな中、韓国人の隔離対象者の一部が出歩いている。韓国紙マネートゥデーによると「自宅に隔離措置を受けた対象者のうち133人が保健当局との連絡を断って、隔離場所を離脱している」というから恐ろしい。

 著書に「韓国呪術と反日」などがある文筆人の但馬オサム氏は「公共心の欠如もまた、感染を広げた大きな理由の一つといえます。隔離対象者が平然と国内外を旅行しています。疾病に対する無知もさることながら、自分の都合をまず優先させるやり方は、残念ながら彼らに共通する特性です」と語る。

 悪意の患者もいる。聯合ニュースは15日、「MERS感染の疑いのある42歳の患者が検査を待っている間、『MERSにかかったとすれば、みんなにまき散らしてやる』と騒いで病院を抜け出した。患者は陽性判定だった。警察が行方を追っている」と報じた。

「2011年には、エイズ感染者でもある売春あっせん業の男が、複数の性転換者と性交、エイズに感染させた上で日本に送り込み、売春行為をさせていたことも発覚しています。その男は、『自分だけ死ぬのはいやだ。せめて日本人にうつしてやりたかった』と供述していました」(但馬氏)

 11年のケースは反日意識が生んだバイオテロとも言えるが、今回は道連れ行為だ。

 但馬氏は「売春防止法や今回の騒動で、国内で商売ができなくなった韓国人風俗嬢が、観光や留学と称してどんどん日本に入ってきているそうです。日本国内にいる韓国売春婦はおよそ5万人といいますが、彼女たちは3か月単位で順次入れ替わる。その中に罹患を隠している者がいないとも限りません」と指摘した。