武蔵野市議当選の下田大気氏「タクシー運転手続ける」

2015年05月10日 16時00分

武蔵野市役所でヤル気マンマンの下田氏

 先月行われた統一地方選で東京・武蔵野市議会議員選挙に初当選した下田大気氏(38)が、タクシードライバー継続を宣言した。8日、武蔵野市役所に初登庁し、バッジを受け取り「責任の重みを感じています」と意気込んだ。


 下田氏は、作家の志茂田景樹氏(75)の息子としても知られる一方、カリスマタクシードライバーとしても有名。2009年にタクシー運転手になり、1年目で年収800万円を稼いだという。


 政治家になってもハンドルを握り続けるという下田氏は、本紙に「僕の原点はタクシー運転手なので時間が許す限り続けたい。5月、6月は研修や本会議で忙しいので7月あたりから乗りたいですね」と明かした。


 下田氏の調べによると、現役の市議会議員でタクシー運転手はほかにいないという。


「武蔵野市を中心に、有権者から直接、話を聞いていきたい。間違いなく政策に生かせると思います。タクシー運転手の地位向上もしていきたい」


 選挙中の公約「児童館の存続」を最優先に取り組むが、市議会では新たな会派を立ち上げる予定だ。


「水面下で自民系や民主系などからスカウトがありました。だけど僕の支持層は『無所属で頑張って』と期待していると思う。同じく無所属で27歳という若い竹内(聖織)君と会派を組んで暴れようと。しがらみのない政治をやっていきたい」


 父の志茂田氏は「これからがスタートだ」とアドバイスしている。


「今朝も駅前に立ってきました。選挙期間中だけやってると思われるのも嫌なので、最低でも週1は駅立ちをやるつもりです」


 異色ともいえる二足のワラジでカリスマ市議会議員になれるかどうか。