ラジオ体操「お国言葉編」ブームに

2012年09月19日 14時00分

 誰もが知っている「ラジオ体操」の歌を英語などに変えた「ラジオ体操 お国言葉編」がブームになっている。「ラジオ・エクササイズ・ナンバーワン、レイズ・ユア・アームズ(ラジオ体操第1、腕を前から上げて)」。このフレーズで始まるのが、お笑いタレントのパックン(41)が歌う「ラジオ体操 英語編」だ。

 昨年から配信限定で発売されているもので「配信当初は全く不発だったが、ラジオ体操ブームに乗ってダウンロードが増えつつある」と語るのは発売元のテイチク関係者。ラジオ体操ブームは、今年の春先にスポーツドクターの解説付きで発売された書籍「実はスゴイ! 大人のラジオ体操」(講談社)が40万部も売れたことで火がついた。本が話題になり歌もダウンロード数を増やしたという。

 現在は英語編以外に、オスマン・サンコンが歌う「ギニア語編」、歌手の麻生しおりが歌う「津軽弁編」のほか「鹿児島弁編」「山形弁編」など8曲が完成した。

 外国語と方言が入り交じった企画だが、方言を用いた“お国言葉編”を作るきっかけになったのは、沖縄・石垣島の新川地区で使われていたスマムニ(島言葉)のラジオ体操。こちらは、ラジオ体操で方言を継承しようという意図で作られたものだ。

「ウデイユ・マイカラ・ウヤァービカイアギイ・ヌバショーリ・ハイ(腕を前から上げて大きく背伸びの運動)」というフレーズの面白さから「全国の方言を使ったラジオ体操を作ったら面白いかも」(同関係者)と、外国語バージョンよりもひと足早く、一昨年から制作を開始した。

「誰が歌うのか、歌ってくれるのかなど、なかなか難しい問題が多いのですが、今は京都弁、高知弁などができないものかと検討している」と同関係者。プロジェクトは、まだまだ広がりそうだ。