秋篠宮家の次女佳子さま(20)は2日午前、国際基督教大(ICU、東京都三鷹市)の入学式に出席された。今後は学業優先となるが、周辺は佳子さまフィーバーになっている。

 式を前に学内で報道陣から「入学おめでとうございます」と声を掛けられた佳子さま。スーツ姿で「ありがとうございます」と笑顔を見せ「新しい学生生活を始められることに感謝しつつ、有意義に過ごしていきたいと思います。楽しみです」と抱負を語った。キャンパスについては「緑が多くてとてもきれいだと思いました」と話した。

 宮内庁によると、ICUの入学式では新入生全員が名前を呼ばれるのが慣例で、佳子さまはアルファベット順で全体の7番目に「秋篠宮佳子」と呼ばれると「はい」と答え、起立したという。

 佳子さまは、2013年4月に学習院大文学部に進学。小学校の教員免許も取得できる教育学科で授業を受けていたが「新たな学びの場を持ちたい」と2年生だった昨年8月に中退し、同10月にICUの特別入学選考に合格した。

 1年生から教養学部アーツ・サイエンス学科で学び、3年生になる段階で専攻を決める予定。昨年の学習院大中退後は多くの公務をこなし、その美貌から、女性誌や若い世代の男性の間などで佳子さまフィーバーが起きていたが、学業を優先するため、その舞台が今後はキャンパス内になる。

 週刊誌関係者は「佳子さまはカメラマンが声をかけると気さくに振り向いて笑顔を作ってくださるので報道陣にも人気。掲載すると、芸能人を上回る売り上げにつながっている」という。

 ICU関係者も「学習院時代に入られていたダンスサークルに入られるかどうかが在学生の興味の的になっています。マスコミやファンも来るでしょうから、大学側の警備も強化されるでしょうが、もちろん大歓迎ですよ」と喜んでいる。