合同結婚式のシステムが婚活サイトに様変わり

2015年03月05日 07時30分

 あの合同結婚式のシステムが婚活サイトに!? 世界基督教統一神霊協会(統一教会)の伝統行事「合同結婚式」が3日、韓国ソウル郊外の清心ピースワールドセンターで行われ、世界八十数か国から3800組(日本人は約400組)が参加した。

 1992年、元歌手・桜田淳子と元新体操選手だった山崎浩子が参加して注目を集めた合同結婚式は、創設者の文鮮明氏の霊的パワーでマッチングされたカップルが参加する一種の宗教的儀式でもあった。

 当時、統一教会は信者につぼを200万~300万円で売る霊感商法や、信者獲得のための強引な勧誘方法が社会問題となった。この結果、それまで毎年伸びていた獲得信者数は激減…。

 だが、あれから23年――。合同結婚式は様変わりした。3年前に文鮮明氏が死去したことで流れは大きく変わったようだ。

 関係者によれば「ここ2、3年はネット上で好みのタイプの相手を選んで、実際に会ってフィーリングが合わなければ断ることもOKになりました。相性の合う相手が見つかるまで何度もネット上で検索してマッチングできる」というのだ。

 信者がウェブ上に登録して、相手を紹介されたらお互いに連絡をとりあいデートを重ね、「納得したら結婚を決めて合同結婚式に参加する」(同)。まさに合同結婚式のための「婚活サイト」が開設されたのだ。その成果か、最近は再び獲得信者数が伸び始めた。

 ただ、こうなると信仰心は全くないのに好みの異性を探すためだけに登録する“エセ信者”も増えそうだが、サイト登録には「(入信するため)最低140万円はかかる」(同)ため、結婚を真剣に考えていない限り“不届き者”は出現しそうにない。

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