【自民党総裁選】日朝首脳会談に燃える立候補者に猪木流〝闘魂外交〟のススメ

2021年09月21日 05時15分

総裁選に立候補した(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏
総裁選に立候補した(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏

 自民党総裁選の立候補者たちは20日、党青年局・女性局主催のオンライン討論会に出席した。〝ポスト菅〟をめぐる候補者たちは、激ヤセして〝影武者説〟が話題の金正恩朝鮮労働党総書記との日本人拉致問題の解決に向けた日朝首脳会談について言及した。

 正恩氏との日朝首脳会談に意欲を示したのは、河野太郎行革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)だ。

 河野氏は拉致問題で「北朝鮮は極めて特異な政治体制の国です。首脳会談が必要になる」と指摘。会談の実現には環境を整えるため、米国、中国、韓国、ロシアとの意思疎通を進める意向を示した。

 岸田氏は、米国のバイデン政権と話し合いを進めたいと説明した上で「最後はトップ会談に持ち込まなければいけない」とした。

 高市氏は「一対一の対談の場を作りたい。(北朝鮮に)乗り込んででも、しっかりと話してくる」と小泉純一郎元首相以来となる訪朝に意欲を示した。

 しかし、野田聖子幹事長代行(61)は「北朝鮮にルートがないのが問題だ」と述べ、北朝鮮とのパイプ作りを優先する考えを表明した。

 朝鮮半島情勢に詳しい関係者は「野田氏が最も現状を把握しています。菅義偉首相は『正恩氏と無条件で対話を行う』と言い続けたが、実現できなかった。北朝鮮はアメリカなど他国が介入するより、日本との独自ルールの構築を望んでいるんです」と語る。

 かつてアントニオ猪木氏は政治家時代に33回の訪朝を果たし、北朝鮮幹部たちと接触を繰り返し〝闘魂外交〟を行ったことで知られる。

「時の政府が猪木氏の独自外交を無視し続けた結果、新総理総裁の重しになる可能性が高い。まずは猪木氏のように北朝鮮幹部とのパイプを築くことが必要でしょう」(堂)

 新総裁は拉致問題の解決に向けて正恩氏との会談を実現できるのか…。

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