デパート、百貨店の新春セールに群がる泥棒たち

2015年01月18日 16時00分

 デパート、百貨店では新春セール真っ盛り。お値打ち品を求めて買い物に出かける人も多い。そんなセール時期を狙った泥棒が現れるというから困りものだ。


 都内某デパートの店員Aさんは「とにかくお客様の数が増えるので、多少の盗みは予想の範囲内です」とあきらめたように語る。


 たとえば、靴の販売スペースでは通常は片足だけを陳列しているのだが、セール期間になると両足を揃えて出す。「1人ずつ対応できないので、勝手に試し履きしてくださいということなんですけど、両足が揃っていると、履いてそのまま立ち去る人が多いんです」(同)。残された古い靴が放置された様子は非常にさびしいという。


「片足を○○店で盗み、もう片足は××店で盗む。どこの店に右足と左足の靴があるか熟知している泥棒もいます。セール時期も関係なく、2店で盗んでいきます」(同)という猛者も存在するというから驚く。


 別のデパート店員Bさんは「セールのときに、高級ブランド傘を一気に20本盗まれたことがある」と明かす。


「傘を20本も盗めるのかと思われるけど、人が多いと目が届きません」。実は、デパートの防犯カメラは本物ではなく、張りぼてのものもあるから捕まえようがないという。


 セール時期になると現れる名物泥棒もいる。


「小学生くらいの娘と一緒に大きな紙袋を手にやってくる女性」(前出のAさん)。要注意人物なので、店側も目を離さずマークしているが、あっという間に品物を袋に入れているそうだ。「犯行の瞬間は神業です。最終的には声をかけられて捕まるんですけどね」(同)


 店にとっては大迷惑な犯罪者たちだ。