【食品異物混入】故意に入れられたケースも

2015年01月11日 16時00分

 食品への異物混入が止まらない。今度は「春高バレー」として知られるバレーボールの全日本高校選手権にちなんで、大会共催のフジテレビが企画・開発した「バボちゃんまんじゅう」に長さ約1センチのナイロン繊維が混入していたことが発覚した。同大会の会場・東京体育館で今月初めから販売されたもので、同局によると8日にまんじゅうを食べた女性から問い合わせがあった。繊維は工場の製造ラインで使用しているハケの一部である可能性が有力。販売は中止しているが、すでに5000個が売れたという。

「このたびのような事態となりましたことをお詫び申し上げます」とフジテレビはコメント。視聴率で苦戦の続くフジを象徴するような出来事だ。

 沖縄県宜野湾市の牛丼チェーン「吉野家」では、沖縄限定メニュー・タコライスのレタスに長さ2センチのミミズの死骸が付着。7日、男性客が食べる前に気付き、店側に報告した。産地直送のレタスは同県糸満市の委託業者が洗浄、カットして納品しており、事前の点検が不十分だったことが原因とみられる。

 給食の白玉雑煮に縦5センチの金属製フック1個が混入していたのは、横浜市立新鶴見小学校。市教委によると、4年生のクラスで8日、雑煮を取り分けていた児童が見つけた。フックは給食室にある容器保管用の棚を支えるもので、何らかの原因で外れ、容器の中に入ったとみられる。生徒が食べる前に気付いたため、健康被害はなかった。

 給食への異物混入には人為的な可能性が疑われるケースも。香川県丸亀市の小学校では昨年、ネジやボルトなどの混入がひと月に3件も報告された。

「市教委が原因を調べたが、特定できなかった。ひどい例ではカッターナイフの刃が入っていたこともある。これは明らかに故意。異物混入といっても様々で、どこに責任の所在があるか判断が難しいケースもある」(地元関係者)

 異物混入には、人為的なものが含まれているかもしれない。