痔の神様を怒らせたさい銭泥棒への“判ケツ”とは

2015年01月07日 16時00分

 さい銭泥棒の常習犯についに神罰が下った。兵庫県警長田署は3日、神戸市長田区長田町の長田神社で、さい銭を盗んだとして窃盗容疑で住所不定、無職の安藤勝康容疑者(66)を逮捕した。


 3日午前7時ごろ、長田神社の境内に設置された正月用の巨大さい銭箱(縦約2メートル、横約12メートル、高さ約1・3メートル)の中に入って現金1100円を盗んだ疑い。男が箱の中からヒョコッと顔を出したところをネ宜(ねぎ)が発見した。ふたがなかったため、中に入れたようだ。同署によると「飲食代が欲しかった」と容疑を認めているという。神主は「正月は65万人の人出がありましたが、3日目の朝はそんなに人はいませんでした」と話す。


 この男、どうやら常習犯だったようだ。


「前にもチョコチョコと長田神社に来ております。お稲荷さんの前にある小さなさい銭箱をひっくり返したりしていた。聞くと『転がってたから直していた』などと言っていたそうです」(神主)


 1月2日の夜のうちにさい銭は回収され、門も閉められた。翌朝6時に開門したため、さい銭箱の中にはほとんどお金は入っていなかった。


 この長田神社は神戸の三社の一つに数えられ、病気の治癒を願う人々が御利益を求めて参拝する。特に、痔の回復に霊験あらたかであるのはよく知られているところだ。


 そんな神社でバチ当たりなことをすると、お尻にとんでもない神罰が下るのでは。「そうですよねえ」と神主もうなずく。安藤容疑者は痔主になるかもしれない。神主は「ぜひとも心を入れ替えてほしいですね」とメッセージを送った。


 ちなみに、神社側にとってはさい銭を盗まれることよりも、さい銭箱を破壊される方が被害は甚大だ。これに悩む神社は全国に存在する。