韓国の“守護神”はパクリロボット

2012年09月02日 12時00分

 韓国が「自国の領土」と主張し続ける竹島(韓国名・独島)の守り神として、人気アニメのロボット「テコンV」を使って内外にPRしている。国民の士気高揚のため、子供からお年寄りまで広く知られているキャラを用いたのは明白だが、肝心の「テコンV」がいただけない。なぜなら40年前に日本で生まれた「マジンガーZ」(原作・永井豪)に酷似してると、日本からずっと指摘されてきているからだ。

 竹島を不法占拠する韓国側が積極的な宣伝活動を展開している中、日本は巻き返しを狙っているが、韓国側の宣伝の切り札は日本のアニメのパクリのロボットだ。

 1976年に韓国で制作されたテレビアニメ「テコンV」は、同国で初めて誕生した巨大ロボットアニメで、放映当時から大人気となった。36年たった今でも、韓国アニメファンの評価は高い。

 国際ジャーナリストの南郷大氏は「それどころか、韓国政府は2005年に制作した竹島の領有権を主張するCMにテコンVを登場させ“独島の守護神”に認定しているんです」と指摘しているのだ。

 CMの中身は“守護神”テコンVが竹島を海中で支え、敵ロボット(日本?)が近寄ってきたら、島を手に乗せ安全を確保し、敵を倒すというもの。テコンVは、韓国人のナショナリズムを象徴するスーパーロボットのようだ。

 しかし、テコンVを見た日本人が、まず最初に思うのは「これって、日本のあのロボットにそっくり!!」だろう。昔から日本のアニメファンが指摘している。

 どこから見ても日本の「マジンガーZ」とうり二つ。黒と銀、それに赤を基調にしたデザインだけではない。日本のマジンガーZは操縦者が小型の垂直離着陸機「ホバーパイルダー」に搭乗し、そのまま頭部にドッキングし操縦する。テコンVも同じように「ツバメ号」と名付けられた垂直離着陸機で頭部と合体し、操るという全く同じ方式だ。

 南郷氏は「どう見てもこれ以上露骨な盗用はないと思われますが、それでも韓国のアニメファンはテコンVに熱狂しました。なぜならテコンVの放映当時、韓国では日本アニメはおろか映画だろうが歌謡曲であろうが、日本製コンテンツの国内での放映や演奏が一切禁止されていたからです」と説明する。

 当時の韓国人たちは、4年も早く生まれた日本のマジンガーZを知らなかった。つまり、パクリアニメのテコンVに熱狂したわけだ。テコンVの作者も“パクリ”を暗ににおわせている。実は「テコンV」の監督の金青基氏は05年、韓国の「クッキーニュース」のインタビューに、マジンガーZの影響を受けたことを認め「マジンガーZの影響から脱皮するために、どれほどたくさん悩んだか分からない」と話している。パクリではなく、インスピレーションを受けたというか、今ふうに言うとリスペクトしたということか。だが、結果はソックリなまま。

 また、実写版映画の製作発表会見が08年に行われ、製作費200億ウオン(約14億円)として話題になった。しかし今年5月、資金不足のために無期延期になっていたことが発覚。日韓のネットユーザーからパクリが指摘されることは確実で、中止にするのが賢明かもしれない。

 南郷氏は「現在、『竹島は韓国のものだ』と主張する政治集会で、必ずそのシンボルとしてテコンVが様々な形で使用されています。他国からパクったキャラクターを使って、その国の島を強奪していることを正当化するなんて…。韓国とはそういう国なんです」と語る。パクッた島をパクッたロボットに守らせている韓国とはいったい…。