“尖閣ロッカー”トクマ 独自の宇宙論

2014年12月10日 15時59分

不思議すぎる個性を発揮するトクマは自身の経験から“宇宙”に関する法整備を訴えた

 2012年9月に尖閣諸島の魚釣島に泳いで上陸したロック歌手・トクマを覚えているだろうか。現在は幸福実現党青年局長も務めるが、当時は党の意向とは関係なく、自らの魂の叫びに応じて行動を起こしたという。そんな独特の雰囲気をまとうトクマに迫った。

 2年前に衝撃的なニュースで話題となって以来“尖閣ロッカー”として活躍しているトクマの周りでは、なぜか不思議な現象がよく起こる。12年に東京都知事選に立候補してから1年に一度、正体不明の光が彼を照射するようになったという。

「俺は12年前からUFOを見てる。オヤジとオヤジの友達とで多摩川の河川敷でゴルフしたの。そんとき、銀色の物体が俺の頭の横でグルグル回転してんだよね。オヤジは人工衛星とか話になんないこと言ってたけどさ。オヤジの友達は『あれ、UFO。よく飛んでんだよね』と言った。それからかな。俺に宇宙人が付きまとうようになったのは」

 宇宙人をストーカー呼ばわりするトクマは、さらに常人には理解不能な持論を展開する。

「日本の法整備はどうなってるんだ。俺は12年から昨年、今年と、年に1回、照射されているんだよ。もしかしたら俺はアブダクション(宇宙人から体内にチップを埋め込まれ宇宙人に監視されること)されているかもしれない。そうなったら誰が責任取るの? キチっとしてもらわないと…」

 普通は法整備うんぬんより照射されていることに恐怖するものだが、このロッカーにはその感覚がないらしい。それよりも尖閣上陸と同様、今度は宇宙進出を画策しそうな勢いだ。

「俺が地球人のモデルだと宇宙人が考えているなら、それはそれで上等。今度は俺が宇宙人をアブダクションして(宇宙人を)研究してやる。にしても、この間、警察に行ったんだよ。宇宙人にストーカーされてるって。相手にされねぇ。これって人権問題じゃない?」

 こうしたトクマの世界観は不可解ながら、時として鋭い“宇宙論”が飛んでくる。

「『はやぶさ2号』、飛んだよね。昔はロケットだったじゃん。今は宇宙船だよ。旅行に行く感覚になった。さらに米国の火星協会のコンテストで日本の慶応大学の学生連合がデザインで優勝したんだよ。日本も宇宙時代が来たよね」

 トクマはただのぶしつけな男なのか、それとも他人にはない才能を持った“地球外生命体”なのか、興味深い存在だ。

☆トクマ=1966年11月11日生まれ。東京都目黒区出身。青山学院大学法学部卒業後、米国遊学を経て入社したトヨタ自動車を退社し、ミュージシャンに転身。歌手活動と並行してアパレル関連会社を起業した。現在は幸福実現党青年局長としても活動中。