危険ドラッグ吸って隣室女性襲う錯乱男の正体は“アキバ系のオタク”

2014年12月05日 09時00分

現場の廊下には生々しい血痕が…

 危険ドラッグを吸って自宅アパートの隣室の女性の部屋に侵入し、女性をナイフで11か所切り付け、全治2週間のけがを負わせた男が逮捕された。傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、東京都世田谷区北烏山の職業不詳田中勝彦容疑者(31)。

 3日午前7時ごろ、無施錠だった女性(37)の部屋に侵入し、部屋にあった刃渡り約12センチのペティナイフで、寝ていた女性の頭部や顔を切り付けた疑い。女性の通報で成城署員がアパートに駆けつけると、容疑者は自分の部屋に戻っており「オレが刺したんだよ~」と奇声を発して暴れ回ったという。部屋からは空の危険ドラッグのパッケージが2つ見つかった。

 搬送の際、被害女性を目撃した住人は「頭が血だらけだった」といい、共用廊下には血痕が生々しく残っていた。女性は成城署の調べに「人の気配で目を覚ました時には目の前にナイフを持って立っていた。意味不明なことをわめきながら切り付けてきた」と話しているという。

 また同署によると「容疑者は弁解録書を取る段階になっても依然『しぇしぇしぇのしぇ~』などと奇声を発したり、暴れたりして全く調べにならないため、病院に搬送した」という。

 一体、田中容疑者とはどんな人物なのか。容疑者を知る人は「ひと言で言うとアキバ系のオタク。肩までの長髪に無精ひげでアイドル好き。部屋の中はアイドルグッズであふれ返っていた」と話す。

 アパートの住人は「今年5月に引っ越してきた。近所トラブルはなかったが5万3000円の家賃を分割払いしたり、時には滞納することもあったようだ。一度、話した時はタメ口でぞんざいな印象だった」という。

 成城署によると「部屋でハーブを吸ってそのまま女性宅に侵入した可能性が高い」という。女性にとってはまさに危険と“隣り合わせ”だった。