「かまちょ」「OC」「微レ存」って何?


 サイバーエージェントは21日、2014年「JCJK流行語ランキング」を発表したが、おじさんたちには理解不能な言葉が並んでいる。


 ランキングは同社が運営する3サービスを通し、女子中高生1375人を対象に行った調査によるもの。1位は日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」、2位はディズニー映画「アナと雪の女王」からの「レリゴー」と「2014ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた言葉だが、中には意味が見当もつかない「JCJK(女子中学生、女子高校生)語」もランクインしている。

 4位にランクインした「かまちょ」は誰かにかまってほしい「かまってちょうだい」の略でTwitterやLINEなどでも活用されている。


 自分がかまってほしい時に使う以外にも「あの子かまちょすぎじゃない?」とかまってほしい友達に対しても使用する。


 ほかにもLINEなどで既読スルーの略語「KS」。〝数秒で、すぐ〟にを意味する「秒で」。おいしいの略語である「OC」などがランクインしている。


 一見では分からないのが「微レ存」。


 これは〝~である可能性が微粒子レベルに存在する〟の略で、限りなくゼロに近いが、ほんのわずかばかりの可能性を表すネットスラング。使用例は「きょうは昼から雨が上がる可能性が微レ存」「日本の景気が明日良くなる可能性は微レ存」だ。


 中年のおじさんたちには、およそ分からないこれらのJCJK語。知っておく分には損はないが、知っていたからといって女子中高生に慕われる可能性は〝微レ存〟なので、よこしまな感情は持たないように。

【2014年「JCJK流行語大賞」】

1位:「ダメよ~ダメダメ」(1071票)
2位:「レリゴー」(750票)
3位:「ゲラゲラポー」(714票)
4位:「かまちょ」(542票)
5位:「もしかしてだけど」(363票)
6位:「KS(既読スルー)」(119票)
7位:「秒で」(19票)
8位:「OC(おいしい)」(14票)
9位:「TOKIO力」(6票)
10位:「微レ存」(5票)