来年2015年度の年賀ハガキに粋な遊び心が込められているとネット上で話題となっている。


 来年の干支は羊。年賀ハガキの切手柄には右手に編み物棒を持ちマフラーを巻く羊の姿が描かれているが、実はこの裏には壮大なドラマがあったというのだ。


 カギを握るのが前回干支が羊だった2003年の年賀ハガキの切手柄。羊は編み物棒を使い何かを編んでいる様子が描かれている。つまり12年をかけてついに羊がマフラーを編み上げたことがわかる仕組みなのだ。


 この一大編み物ドラマは意図したものなのか。日本郵便の広報担当者は「意図があってやったものです」と話す。


「年賀状を楽しいものにしたいとの思いから、今回こういったイラストとなりました。インターネットなどで反響になっているとも聞いています。喜んでいただければ非常に私たちとしてもうれしい」(同担当者)


 羊イラストだけでなく、そこに込められた日本郵政の気持ちにもほっこりしそうだ。