流通問題で大手AVメーカー訴訟沙汰…我々のAVライフにどんな影響が?

2014年11月13日 16時00分

 AVメーカー「V&Rプロダクツ」がソフト・オン・デマンド(SOD)を訴えた民事裁判が東京地裁で行われている。理由は委託販売代金請求だ。

 SODと聞けば大手AVメーカーと連想する人が多いだろうが、今回、訴えられたのは流通と販売を担当する会社の方。SODに流通を委託しているメーカーらは総称してSODグループと呼ばれることもある。V&RもSODに流通を委託していたが、今年春ごろに脱退を計画。これをきっかけに双方で意見の食い違いが発生し、訴訟沙汰となった。

 エロい話は一切なく、完全にビジネス案件。お互いの言い分については今後の裁判でつまびらかになる。ともかく我々のAVライフにどんな影響があるというのか。

 V&Rといえば「ジーザス栗と栗鼠スーパースター」シリーズで有名な安達かおる監督(62)がおり、親会社にあたる「V&Rプランニング」はカンパニー松尾氏(49)やバクシーシ山下氏(47)といった個性派監督を輩出した。数あるAVメーカーの中でも独特な作品を発表していただけに、マニアからの認知度は高い。AV関係者は「すでにV&Rは別の流通業者を通して新作を出しています。もともとはSODグループから出る出ないの話だったので、SODから販売差し止め請求というのも考えられなくはないでしょう」と指摘した。

 新作が見られなくなるだけではない。「裁判が長引けば長引くほど、資金的に余裕のある方が有利になります。つまりSODの方が体力がある。裁判費用がかさんで、V&RのAV制作がどうなるか」(前出の関係者)

 V&Rは先述した「ジーザス――」シリーズなど過去作品の復刻版も販売しており、影響が出かねない。ビジネスの問題だけに双方譲る気配がないが、充実したAVライフのために、前向きな解決に向かってほしいものだ。