コロナ禍で就活戦線に異変! 採用人数〝据え置き〟も学生に求められる情報収集力

2021年06月17日 11時30分

コロナ禍の就活を突破するには…(写真はイメージ)

 今月から企業の新卒採用選考が解禁されたが、長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響で大学生の就職活動も大きく変わったという。

 コロナ禍で、今年3月に卒業した世代からオンライン面接などが行われるようになったが、長期化する感染拡大によりこうした形式は現在も続いている。

 多くの企業が新型コロナの影響を受ける中、学生側は慎重な企業研究を行っている。

 その一方で、企業は景気の悪化を懸念しているものの、過去の就職氷河期から学び採用方針を見直しているところが多いという。

 現在3年のある男子大学生は「企業側は、1990年代から2000年代の世代にあった就職氷河期の際に、多くの会社が採用人数を減らしたことによって、いまになって社員の年齢層のばらつきや人手不足などが問題となっているようだ。それを踏まえ、新型コロナで業績が伸び悩んでいる会社でも採用人数を減らさないようにしているという話を聞いている」と言う。

 実際に23年卒の採用見込みを、22年卒と同じくらいの採用数にするとしている企業は多く、減らす意向を示している企業は現状では少ない。とはいえ、学生にとっては安心できる状況でもないようだ。

「オンラインの面接が導入されるようになってから、地方の学生は試験のために、本社がある首都圏や関西圏まで行く必要がなくなったため、コロナ以前よりも各社の応募者が多くなっている。倍率が上がり、面接だけでなくテストの結果も重要になってくる。学校の就職課では、『応募が多いので、インターンの応募は通れば奇跡だと思った方がいい』と言われた」(同学生)。

 コロナ禍が長引くことにより、就職活動も大きく変わりつつある。学生はこれまで以上の情報収集が必要となりそうだ。

【関連記事】