大学祭で色紙とマフラー配った猪木議員の常識、非常識

2014年11月05日 09時00分

猪木氏は学生にサインを手渡した

 次世代の党のアントニオ猪木参院議員(71)が3日、都内の日本大学芸術学部の「芸術祭」に出演し、学生たちにサイン色紙と闘魂マフラーをプレゼントした。昨今、国会ではうちわ配布問題が取り上げられたばかり。

 猪木氏から手渡されたサイン色紙やマフラーに学生たちは満足げ。「日芸(一芸?)に秀でたものは金儲けができない。これから金儲けもできるように」と猪木流のエールを送られ、大盛況のうちに幕を閉じた。

 が、そうも言っていられない。松島みどり前法相(58)がうちわを配ったことを追及され辞任したことを皮切りに、国会では議論になっていた。公選法では有権者に寄付行為をしてはいけないとある。

 猪木氏は「危ないところですね」とギリギリセーフとの見解だ。「政治とお金の問題はちゃんとしないといけない。ただ、もうちょっとおおらかでいい。それを逆手に取って何かする気配があったらやばいですけど。そうでないなら、もっと自由であるべき。自分の表現をするのに制約で小さくなったらいけない」

 すべては猪木流パフォーマンスだと主張する。

「規制するのは簡単。だが、規制を解くのは難しい。北朝鮮問題もしかりで、規制じゃどうしようもないから対話もとなった」と話は北朝鮮外交へ。日本政府の訪朝団は失敗だったと批判されているが、「表に出てくるものだけが本音じゃない。裏の話をしているかもしれない。今回行ったのはよかったのではないか。敵地に乗り込まないと分からない部分もある。話し合いをしないと拉致問題は解決できないでしょう」と前向きに評価している。

 マフラーをあげたのも北朝鮮外交も「猪木の常識、世間の非常識」を貫いているわけだ。「いつクビになってもいい覚悟なら気が楽ですよ。そのときは国会をぶっ壊してやりますよ」と猪木氏は怪気炎を上げた。