安倍晋三首相(60)は21日、ロシアのプーチン大統領(61)と電話会談し、日ロ関係やウクライナ情勢をめぐり意見交換。プーチン氏は首相の60歳の誕生日を祝い、首相は謝意を伝えた。

 来月62歳になるプーチン大統領については、“31歳年下”の恋人と噂されるアテネ五輪新体操の金メダリストで、下院議員のアリーナ・カバエワ氏(31)と再婚するとの見方が強まっている。

 地元メディアによると、カバエワ氏は、旧ソ連政府機関紙イズベスチヤや政府系テレビ・第1チャンネルなどを傘下に収める「ナショナル・メディア・グループ」総帥に就任することが決まり、議員辞職を申し出た。

 同グループは親プーチン路線で、地元メディアによると「プーチン大統領が『国の代弁者として大変重要』としている同メディアのトップに腹心を指名することは必要なことだ」という。

 ロシア情勢に詳しい関係者は「プーチン大統領はこれまで同グループの会長においを据えていた。後任にカバエワ氏を指名したことで、近くプライベートでの発表があるかもしれません」と指摘する。

 カバエワ氏はアテネ五輪で念願の金メダルを獲得した後、モデルとして活躍。2007年にプーチン大統領の統一ロシア党に入党し、同年12月の議会選挙に出馬して当選した。08年にはプーチン大統領との不倫交際が報じられた。09年12月に男児を出産したが、父親については公表していない。一方のプーチン大統領は今年4月、30年近く連れ添ったリュドミラ夫人と離婚が成立し、現在は独身だ。

「プーチン大統領は離婚直後、支持母体のロシア正教などから批判を受けましたが、ロシアはもともと離婚率が高い国。ロシア市民の間ではカバエワさんと再婚するのでは、といわれています。カバエワさんの4歳の子供の戸籍や幼稚園の問題もありますしね。議員辞職した女性を腹心として置いたとなると、もともと深い関係だったとみられても仕方がありません」(同)

 ゴールインとなれば大きな話題になりそうだ。