小保方氏さらなる窮地へ STAP細胞「現時点で確認できず」

2014年08月27日 17時53分

 STAP問題渦中の小保方晴子氏(30)がさらに窮地に追い込まれた。

 

 STAP細胞はあるのか、ないのか――。

 

 この一点に注目が集まるなか、理化学研究所は27日午後、都内で独自に進めている検証実験の中間報告を行った。責任者の理研発生・再生科学総合研究センターの相沢慎一特別顧問から飛び出したのは「現時点では確認できない」という衝撃の言葉だった。

 

 検証実験はSTAP現象が存在するかどうかを確かめるため、4月にスタート。7月からは小保方氏も参加し、11月末までの期限で検証作業に協力している。

 

 再現実験は小保方氏らがネイチャー誌に投稿した論文(7月に撤回)に基づく手法で実施。マウスの脾臓から取り出した細胞を酸性の溶液に浸し7日間観察したところ、普段見られない細胞の塊のようなものが出現し、なかには小保方氏がSTAP現象の根拠として主張する発光現象が確認されたものもあった。しかし詳しく解析した結果、それは細胞が死ぬ際に起きる「自家蛍光」の特徴を備えていたという。STAP細胞は“死にかけ細胞”だったというのか…。

 

 実験を主導する丹羽仁史プロジェクトリーダーは「ただ、現時点でSTAP現象に特徴的な発光ではない、とも断言できない」と含みを残すも、可能性は限りなく低いと言わざるを得ない。

 

 当の小保方氏はNHKの過剰取材でけがを負ったり、上司の笹井芳樹氏が自殺したことで心身ともにボロボロ。いまだ検証実験に着手できていないという情報もあり、期限内に“結果”を出すことは絶望的な状況だ。

 

 それでも理研は「11月末をもって最終報告とする」と“鬼の方針”。小保方氏は八方ふさがりとなってしまった。