中国鶏肉問題で意外な会社のチキンナゲットが注目浴びる

2014年08月13日 16時00分

 中国の期限切れ鶏肉問題が響き、日本マクドナルドホールディングスは7月の既存店売上高が前年同月比17・4%減となり、6か月連続で前年を下回ったことを発表した。マクドナルドが問題の鶏肉を使っていたことから消費者の不安は根強く、チキンナゲット離れが続いているが、意外な会社のチキンナゲットが注目を浴びている。

 

 お茶漬けでおなじみの㈱永谷園が4日に発売した「お肉マジック ひき肉・卵でチキンナゲット」がその商品。ナゲットのもととバーベキューソースがセットになっており、鶏ひき肉と卵を混ぜ合わせ、フライパンで焼くだけというものだ。


 話題になったのは商品発表が7月23日、まさに中国鶏肉問題発覚の直後だったこと。あまりのタイムリーさに、ネットでは「神タイミング!」「永谷園強運過ぎる!」などという書き込みが相次いだが、狙ったわけではないという。


「8、9月は秋冬新商品を発表する時期であり、商品発売時期に合わせて順次リリース発表します。発表時期は1か月ほど前に決めており、商品開発は半年ほど前からです」(永谷園広報室)


 2012年に発売した「お肉マジック」シリーズは、食べ盛りの子供がいる家庭がターゲット。


 忙しい主婦はメーンのおかずが決まらないという悩みを抱えていることが同社の調査で明らかになり、短時間かつフライパンひとつで簡単に調理できる商品を開発した。


 スーパーで同商品を購入した主婦は「子供には安全なものしか食べさせたくないので作ってみようかと…。暑い中、揚げ物は大変なので、油で揚げないのはありがたい」という。


 中国鶏肉問題ですっかりイメージが悪くなってしまったチキンナゲットは、自分で国産鶏肉を買って手作りするのが安心だ。