JR九州ホテルズが初めて東京で開業するホテル「ブラッサム新宿」(8日オープン)に、外からも丸見えの“エロい風呂”が設置されていると話題だ。


 この浴室は同ホテル15、16階の角にある「プレミアムツインルーム」(2人使用で5万4400円)に設置されている。二方のガラス越しに新宿のビル街を見渡せるのが売りだが、マジックミラーではないため、設置している電動ブラインドを下ろさなければ、入浴している姿が外から丸見え。浴室の部屋側もガラス張りで、ロールカーテンを下ろさなければ同室者に丸見えだ。


 室内はわかるとしても、なぜ外からも見える造りにしたのか? 同ホテルの開業準備室、長友健太朗氏は「お風呂をガラス張りにしたのは、西新宿の美しい夜景を楽しんでいただくためです。マジックミラーを入れると、窓のデザインとしての統一感が損なわれてしまいます。電動ブラインドを導入することが決まった時点でマジックミラーを入れないことが決まりました。夜は室内の明かりを消せば外から見えません」と説明する。


 では、女性はどう見るのか。試泊した人気ブログ「コダワリの女のひとりごと」の山本峰子さんは「窓から見える景色は映画『プリティ・ウーマン』の高級ホテルのペントハウスを思い出しました。特殊ガラスにして外からは見えない造りもよかったのでは?と思いましたが、明かりを消せば外から見えないそうなので、バスタブにバラの花びらを浮かべ、バスタブの周囲はバラで飾り、シャンパンを飲みながら、西新宿の摩天楼の夜景を楽しみつつ、お風呂に入りたいです。アニバーサリーに一番大切な人と一緒に宿泊するべきお部屋」と高評価だ。


 しかもシャンパン、ワインは持ち込み可。「無料でワインクーラー、グラス、氷などをお貸し出しするプランもあります」(長友氏)という。