飛行機から飛び降りだけじゃない迷惑客の数々

2014年08月05日 16時00分

 千葉県警は2日、成田空港に着陸したセブ発のフィリピン航空機の非常用ドアを開けて飛び降り、制限区域に不法に立ち入ったとして、無職立原寛勝容疑者(33)を現行犯逮捕した。乗務員の制止を振り切って機体前方のドアを開放。約4メートル下の地面に飛び降りたという。


 動機などはまだ不明だが、他の便にも影響が出たことで、かなりの迷惑をかけたことは確かだ。これに限らず、空港では大小様々のトラブルが日々発生している。航空会社の女性は「目立って多いのは乗り遅れのトラブル」と話す。


 国際線は30分前、国内線は15分前など、検査場に入る最終時間は決められているが、遅刻する客も多い。「2分遅れた男性の搭乗をお断りした。『大事な仕事があるんだ』と言われても無理。数十分押し問答して、最後は『許されるなら、あなたを殺したい気分だ』とまで言われた」(同)


 持ち込み禁止の物を持ち込もうとすることもよくある。最近も液体を禁止エリアに持ち込もうとした中国人女性がいたそうだ。


「注意されると、『これは薬だ』と言い張って男性職員の胸ぐらをつかんだので、警察を呼んだ。しらばっくれてたけど、防犯ビデオを見せたら認めた。最近はトラブルが多いから、物を投げつけられてもすぐ警察を呼ぶ方針になった」(同)。トラブルを起こした客は規則順守の誓約書にサインしないと搭乗拒否される。


 こんな騒動もある。「女装をした男性が大きな荷物を機内に持ち込もうとしていた。カツラをかぶってるけど、パスポートの写真はハゲちらかしたオヤジ。自ら『中身は男モノの服。向こうの空港で身元を疑われたときに、着てみせるんだ』と説明してた。対応しているときに笑いをこらえるのに大変」(同)


 空の上の機内でもトラブルは起きる。あるキャビンアテンダントは「驚かれるかもしれませんが、CAは機内で人のうんちを踏むことがあります。おそらく、トイレに行くことができずに漏らすのでしょうね。ズボンの中を通って、裾から出たのでしょう。けっこう多いトラブルと言えます」と明かした。