政府に打つ手なし…コロナ禍終わるまで待っていられない!風俗業界の前向きサバイバル術

2021年03月18日 11時30分

コロナ禍でも風俗店は奮闘している(写真はイメージ)

 首都圏の1都3県に出された緊急事態宣言が21日にも解除されるというのに、ここへきて新型コロナウイルスが再び蔓延の兆しをみせている。17日に東京都が発表した新規感染者は409人という衝撃的なもの。400人を超えたのは、実に1か月ぶりのことだ。全国では東京を含めて1536人に上り、宮城県では過去最多の107人を記録した。コロナ禍の終わりが見えないなか、風俗業界は生き抜くべく奮闘していた。

 菅義偉首相は17日、報道陣に対して、緊急事態宣言を21日に解除する方向で専門家と協議する方針を示した。「感染者や病床使用率の数字が解除の方向に入っている」としている。

 一方で東京都の新規感染者数は17日、400人を超え、宮城県では100人を超えている。このように再び感染者数が増えだしたことに不安の声が上がっている。ネットでは「第4波が大波になってオリンピックも吹き飛ぶシナリオが現実味を帯びてくるな」「今はもう変異ウイルス主流だからどんどん増える」「ゴールデンウイークあたりは、もう大変なことになってそう」などと悲観的な意見が多い。

 政治家や識者たちは政府に憤っている。立憲民主党の小沢一郎衆院議員は事務所公式ツイッターを更新し、「検査で陽性者を隔離、残りで経済を回す。昨年からこれを大々的にやっていれば、今日のようなずるずる、だらだらが続くことはなかった」と批判した。

 元東京都知事の舛添要一氏もツイッターで「なぜ、検査、とくに変異株の検査を迅速、かつ徹底して行わないのか。緊急事態宣言も無意味だし、1年前からPCR検査をサボり続けてきた対策の失敗のつけが噴出してきている。日本変異株がもう見つかってもよいはずだ」と、やはり政府の検査方針に問題があったと指摘した。

 変異型のウイルスも出てきて、ワクチン接種もいつになるか分からない。いったいいつまでコロナ禍が続くのか、とうんざりする思いの人は多いだろう。

 そんななか、前向きに動きだしている業界もある。風俗情報誌「俺の旅」の生駒明編集長は「風俗業界はコロナを前提として営業を続けられるよう頑張っています。コロナがなくなるまでなんて待っていられないのです。コロナがあっても客が来てくれるように、自分たちでやるしかない」と訴えた。

 そうしたなか、なんと抗原検査を行うデリヘルが登場したというのだ。抗原検査はPCR検査ほどの検出率はないが、15分から30分で結果が分かる手軽さがある。

「あるデリヘルでは風俗嬢が客の前で抗原検査を行い、陰性を確認したうえでプレーに臨むというコースを用意しています。希望すれば客も検査できるそうですよ」(生駒氏)

 これで100%大丈夫とは言えないが、安心感が違う。

 また飲食店などではアクリル板を導入するところが多かったが、風俗店も導入している。

「オナクラですが、アクリル板に穴が開いていて、そこに性器を突っ込んで手でしてもらう店があります。これなら飛沫感染は防げるかもしれません」(同)

 透明だから視覚的には問題なさそう。

 最後は店舗型からデリヘルへの転換だ。

「老舗の店舗型ヘルスがいくつかデリヘルになっています。狭い個室だからこそ雰囲気があってよかったのですが、コロナ禍では密になるということで、集客のためにデリヘルにしたのでしょう」(同)

 日本政府すら打つ手がないというのなら自分たちでやるしかない。生駒氏は「政府にも頑張ってほしいが、いかんともしがたい。ウィズコロナでも風俗業界は生き抜くでしょう」と意気込んだ。

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