メキシコの有名遺跡上空に今年5月、黒いベル型のUFOが現れていた。本紙読者が撮影した写真を緊急検証すると、古代マヤ文明のこの遺跡とUFOや宇宙人との密接な関係が判明した。

「世界遺産」メキシコ中部のテオティワカン遺跡で不思議なUFOが撮影された。メキシコは世界で最もUFO出現の多い国としてマニアの間で有名だが、同遺跡はそのメキシコにあっても目撃多発地帯だ。

 そこで5月12日、埼玉県新座市在住の山田博士氏(65)が太陽のピラミッドの頂上から西方面を移した写真に、UFOらしきものが写っていたというのだ。

 写真には黒いベル型の物体が写っているが、周囲がぼやけている。画像全体としてはピントが合っているのに、不思議なことにUFOとみられる物体だけが、なぜかピントがはずれている。

 山田氏は撮影の経緯をこう語る。「家内とメキシコ遺跡ツアーに参加しました。スナップ写真を1300枚ほど撮ってきましたので、パソコンで見ていたら、空に黒い点が写っていましたので、何かと思い拡大してみたところ、鳥でもなく、ヘリコプターでもなく、他に思い当たるものがないのです。そうするとUFOということになるのではないかと…」

 撮影時はまったく気づかなかったという。連続撮影した前後のコマにもこの不思議な物体は写っておらず、たった1枚だけに写っていた。

 山田氏は、幼児教育家でUFOにも詳しいはやし浩司氏に写真の鑑定を依頼した。すると、はやし氏は「デジタルカメラの場合、こういうブレは生じません。私なりに画像を分析してみましたところ、高速回転しているか、やや高速で移動している物体ですね。もしくは周りに私たちの知らないプラズマ現象が起きているのかもしれません。そこで、画像処理してみますと、真ん中に写っているのは別の物体で、周りにフォースフィールドのようなものができている。これはまさしくUFOです」と分析した。

 確かに解析処理された画像を見ると、一つの物体のピントがボケたのではなく、一つの物体の周囲に何らかのものが取り巻いているかのようだ。また、別の処理を施された画像を見ると、物体の中心部分に、コックピットがあるようにも見えるが…。

 とにかくテオティワカン遺跡とUFOは密接な関係にある。そもそも、遺跡の建築時にエイリアンが関与したという説も出ている。ポポカテペトル火山が噴火した際、監視カメラに映ったUFO映像は多数ある。また、メキシコ政府自体が、マヤ文明の遺跡からUFO及びエイリアンとの接触資料を保管しているという。

 2012年には観光大臣のルイ・オーガスト・ガルシア・ロサド氏が、「政府の地下重要書類金庫に秘蔵されていた石版を翻訳したところ、古代マヤ人とエイリアンとの接触の証拠が出てきた。3000年前にジャングルに着陸した円盤の姿と様子が描かれていたんです」と明かし、その石版を公開した。


 今回のUFO写真について、UFO研究家の竹本良氏はこう鑑定する。

「UFO目撃多発地帯のテオティワカン遺跡に、こつぜんと浮き上がったベル型UFOは、メキシコなのでソンブレロ型UFOと呼ぶべきだろうか? 切って貼り付けたような立体感のまったくない平面的なUFOなので、その昔、偽物と騒がれたロドファーフィルムに似ているが、よく見てみると、周囲にオーラのような電磁場と思しきものがあり、右方向に移動しているかのように見えるのだ。次元を移動中にたまたま撮影されてしまったUFOなのか!」

 UFOとは切っても切れない縁があるメキシコで撮影された写真だけに興味深い。