激ヤセ小保方氏を“魔女”扱い

2014年07月04日 09時00分

理研に出勤する小保方氏はげっそり

 夢と一緒に体もしぼんでしまった!? STAP細胞の有無を確かめる検証実験に参加するため、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が2日、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターに出勤した。実験参加によって「200回以上作った」STAP細胞ができれば、小保方氏の“大逆転ホームラン”になるはずで、さぞや希望と夢に胸を膨らませての勇ましい出勤かと思いきや、実際は驚くほどの激ヤセぶり。ファッションからは“女子力”を疑う声も上がった。

 小保方氏が報道陣の前に姿を現すのは、4月の記者会見以来約3か月ぶり。久々の登場に、同センター前には50人以上の報道陣が集まった。タクシーで玄関口に乗りつけた小保方氏は、報道陣の呼び掛けに応えることなく、うつむき加減で足早に建物の中に。

 一瞬ではあったが、小保方氏の頬は青白くげっそりとこけ、推定Fカップと噂された巨乳が、服の上からでもハッキリ分かるほど無残にしぼんで見えた。推定5キロ近くは体重が落ちた様子。この変化に、ネット上では「中年のおばさんみたい」「おっぱいまで捏造だったのかよ」などと心ない書き込みがあふれた。

 4月の会見前と、現在の状況を比較してみるとどうにも解せない。STAP細胞論文の共著者が論文撤回を宣言し、理研のトップからは糾弾された。それでも会見では気丈な姿を見せた。あれから3か月、今回は汚名返上のチャンスを与えられたのだから、さっそうとしていてもよさそうなのに、ゲッソリだ。

 体形だけではない。服装も意外だった。白のパーカにグレーのパンツ、足元はスニーカーで、ロングヘアを後ろで無造作にポニーテールにして束ねるだけの質素な格好だった。以前はファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」を好み、巻き髪にしてみたり、付けまつ毛をつけたりと“高女子力”のイメージだっただけに「服装に気を使わなくなるほど消耗しているのか」との声が上がったほど。

 一方で、このいでたちには、ラフな感じを演出した“計算ずく”との見方もある。

 代理人の三木秀夫弁護士の元にはこの日午前11時すぎ、センターに到着直後の小保方氏から電話があったという。

「特に混乱はなかったですかと聞いたら『大丈夫でした』と。しっかりやってね、と言うと『わかりました。ありがとうございます』と言っていました」。その口調は落ち着いており「若干、明るい感じやった」と三木氏は振り返ったが…。

 小保方氏は現在も大阪府内の病院に入院中。当然この日も病院からの出勤だった。1日に「体調が悪いため休んだ」と報道されたことについて、三木弁護士はあえて否定。多くの報道陣が押し寄せ、混乱が生じる可能性もあり、受け入れ態勢の不備もあったため、小保方氏と理研の話し合いで欠勤が決まったという。

 同日、理研は検証実験の計画について、総括責任者を務める相沢慎一特別顧問らが会見した。

「小保方氏は論文共著者の丹羽仁史氏と分離して実験を行う」「実験室を計3台のカメラで24時間録画する」など、厳重な監視態勢下で行われる。

「改革推進本部の指示なので。私の推測だが、ここまでしないと、小保方さんが“魔術”を使って不正を行うのかもと危惧されているからでは。丹羽氏と分離して実験するのは、一緒にすると彼女がこそっと細胞などを混ぜてしまうかもしれない不安があるとされているからでは」(相沢氏)

 新たに作られる小保方氏の実験室は準備中で、来週にも本格的に参加する予定。7月末にも、丹羽氏の検証実験の中間報告が行われるというが、この日の小保方氏を見る限り、残念ながら日本中が喜ぶ報告があるとは思えない。