香川の“ぶっかけ”放尿男なぜ匿名発表なのか

2014年05月26日 11時00分

 香川で「ぶっかけ」といえば讃岐うどんだが…。香川県警高松北署は23日までに、女子高生(15)に放尿したとして、暴行の疑いで、香川大学法学部2年の男(20)を逮捕した。


 5月7日午後10時半ごろ、同市内の駅のホームで、ベンチに1人で座る女子高生の背後から放尿した疑い。尿は頭や顔や首筋、着衣を汚した。当初、女子はぶっかけられたことに気づかずに「なんだか急に濡れたぞ」と思っただけだったが、だんだん「ニオイが臭い」ので尿だと気づいたという。


 男は集合住宅の通路に忍び込んで、別の女子高生のスカートの中をスマホで盗撮したとして、同時に県迷惑防止条例違反などの容疑でも逮捕されている。


 同署副署長は「放尿や盗撮、女性の体を触るなどの行為を数十件やったと自供している」と語る。女性へ向けて放尿することで「性欲を満たす」のが動機だったという。


 そのうち、警察で確認できている十数件の被害の大半が放尿だった。駅で1人の女性や、1人で帰宅中の女性がかけられている。「座っている女性は頭や顔。歩いている女性は下半身にかけられている」(副署長)。素早くイチモツを取り出して尿をかけるには難しい技術が必要だが「手口はこれからの調べで明らかにする」(同)。


 男は逮捕時に20歳だったが、5月7日の犯行当時は19歳だった。このため「報道機関には匿名で発表している」(同)。悪質性の高いヘンタイ行為で女性たちを散々な目に遭わせた男だが、犯行があと数日遅れて成人になっていれば、世の中に名前が出ていたことになる。名前が出るか出ないかで、社会的なダメージの大きさは雲泥の差だ。


 それを狙って犯罪を繰り返していたのだろうか。副署長は「いや。こういう犯罪は成人になってもやっていたはずだ」と否定する。法学部で何を学んでいたのだろうかとあきれてしまう。