生きていたネッシー!全長50メートルの巨大生物撮影

2014年05月01日 11時00分

撮影されたネッシーのような巨大生物(インターネットから)

 英国北部・ネス湖のネッシーが18か月間の長期にわたって目撃情報がないことから、「ネッシーが死んだ」と同国で騒動になっていると当サイトが報じたのは2月だった。そんな悲劇的状況に英国のUMA(未確認生物)研究家たちが奮闘し、ネッシー探索を展開。このほど“朗報”がもたらされたとして大きなニュースになっている。アマチュアのネッシーハンター2人がアイパッドとアイフォーンを駆使し、別々にネッシーのような推定全長50メートルの巨大生物の“撮影”に成功したというのだ。

 消えたネッシーをめぐっては、ソナー、潜水艦などによる懸命の捜索も行われたが、“発見”に貢献したのはケータイとタブレット端末だった。アマチュアハンター、ピーター・セイン氏とアンディ・ディクソン氏がアップルの衛星地図アプリを使って、それぞれがUMAらしき画像を撮影したのだ。18日に英メディアがこぞって報じ、大ニュースとなった。

 場所はネス湖観光の拠点であるインバネス近郊のドレス村近くの湖。同村はネッシーの目撃ポイントとして知られる。

 撮影された生物とみられるものは、グーグルマップなど他の衛星写真では同じ位置に写っていないため、何らかの移動する生命体と考えられている。大きなヒレのある生き物が、水面下を泳いでいるようにも見える。

 ネス湖では1925年にネッシーが初めて目撃され、33年に最初の撮影が行われた。以降、世界中からUMAファンと観光客が集まり、コンスタントに目撃・撮影されてきた。文献なども含めると、ネッシーは西暦565年以降、1036回目撃されてきた。

 英国はネッシーなどの怪物・UMAを使った観光学「クリプト・ツーリズム」を遂行しているため、ネッシーは重要な観光資源。18か月間のネッシー不在は大きなショックだった。死亡説まで浮上する中、今回の撮影成功は、世界中のネッシーファンに希望を与えた。

 アンディ氏は英メディアの取材に「たまたま撮影しちゃいました。衛星アプリから見ると、水面下に大きな何かが見えたので、何だか分からないけど、モンスターだと思い、アイフォーンに画像を保存したんです」と語っている。

 画像はネス湖モンスター公式ファンクラブに“本物”と認定された。「明らかに水面下にあるので、ボートや船ではない。大きさはネッシーそのもの。これは本物の可能性が高い。ネッシーがいなくなってからおよそ20か月…また見ることができてうれしいね」という同クラブのゲイリー・キャンベル会長の喜びの声も報じられた。

 科学問題研究家の阿久津淳氏は「今回の衛星画像は船の航路というか、進行する船が作る波の形のようにも見える。形はネッシーというより、ジンベイザメみたいにも見えるが、ここは海ではなくネス湖。日本ではUMAと呼ばれているが、海外ではクリプトズーオロジー(未知動物学)という学問領域で、真剣に研究されている点に注目すべきです」と語る。

 オカルトに詳しい作家の山口敏太郎氏は「2009年にもネッシーはグーグルアースで撮影されています。その時には、大型1体と小型の個体が2体ほど確認された。今回の物体と似ています。『ジンベイザメに似たものでは』『カメでは』という説が出ていますが、こんな巨大なサメやカメが生息しているならば、肉眼で目撃されているはずです」と指摘する。

 確かに写っているものは、陸上の建物と比較してもはるかに巨大。推定で全長50メートル以上になる。

 山口氏は「私はUMA研究家の中沢健氏が以前から唱えてきた『UMA軟体動物説』が引っかかるんです。もし今回撮影された巨大生物がネッシーの正体ならば、それは淡水に適応したクラゲやタコ、イカのような軟体動物かも。長い首と間違われたのは長い触手で、基本的に湖底にすんでいるので今まで目撃されなかったと思えます」と話している。(大阪スポーツ特別版から)