父と同じ「総書記」就任の金正恩氏 5年に一度の晴れ舞台で…謎のイボが話題

2021年01月13日 06時15分

朝鮮労働党大会に出席した金正恩氏(朝鮮中央通信=ロイター)
朝鮮労働党大会に出席した金正恩氏(朝鮮中央通信=ロイター)

 北朝鮮の朝鮮労働党大会で先日、総書記に選出された最高指導者、金正恩氏のある異変が話題になっている。

 正恩氏といえば昨年4月に重病説が流れた。米CNNが「重体との情報あり」と伝え、ロイター通信も韓国の報道を引用し「地方の専門病院で心血管系手術を受け療養中」と報じていた。

 5月には、元脱北者で韓国の新人議員が、正恩氏の死亡を「99%」と断定。翌日、朝鮮中央テレビは5月1日に撮ったとする正恩氏の映像を流した。北のトップ健在をアピールしたかったのだろうが、正恩氏の右手首内側には黒い傷痕のようなものが確認され、米韓メディアは「心臓カテーテル手術の痕」と報じた。

 北朝鮮国営メディアが昨年9月に一斉配信した近影では、洪水の被災地を視察する正恩氏がTシャツ姿で、黒い点のような痕は手首ではなく、右ひじ内側辺りにあった。ゆったりした襟首から見えた胸元には、開胸手術の痕なども確認できなかった。

 ある北朝鮮ウォッチャーは「心臓手術説はこれで完全に打ち消された。心臓カテーテル手術の穿刺(せんし)痕は移動しない。手首やひじの黒点は、おそらくお灸の痕だろう」とみている。

 医療関係者によると、心臓カテーテル手術の際できる穿刺痕は、1か月もすれば目立たなくなるといい「昨年5月のニュース映像を見たが、一般的に手首の下は心臓カテーテルを入れる位置ではない」とも。

 今回の党大会では、正恩氏の別の〝異変〟が確認された。

「左の頬に、昨年末までの報道ではなかったイボができている。5年に一度の晴れ舞台で〝腫れ物〟とは、心労が相当重なっているのでは」(前出のウォッチャー)

 正式発表をしていない新型コロナウイルスの感染拡大、国境閉鎖による経済難、水害被害の復旧遅れという〝三重苦〟で、気が気でないのが実情のようだ。

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