
英国で空に浮かぶ巨大な黒い輪が撮影され、大騒動になっている。デーリー・メール紙など、複数の英国メディアが報じている。11日の夕、ウォリック城近くのレミントンスパー上空に、突然謎の巨大な黒い輪が出現した。母親とテニスをしていたジョージナ・ヒープさん(16)が気づき、iPhone(アイフォーン)で撮影。3分で輪は消えた。
ヒープさんは「こんなに不思議なものを見たのは初めてです。雲のように浮かんでたのに、いつの間にか消えた」。
実はこの黒い輪、たまに目撃される。多くは火災が起きた上空で、黒い煙がたまたま環状に変化するケースのようだ。まれに鳥や昆虫の群れが環状になったケースも。
しかし、ウォリック消防署は「その時間、火災の報告はない」としている。気象庁は「天候が原因で黒い輪ができるなんてことはない」と回答。
オカルトマニアの中には「地獄の門が開いた」「UFOがワープするために開けた時空間の穴」「エイリアンが作り出したリング形UFO」などの推測まで出ている。
オカルトに詳しい作家の山口敏太郎氏は「米国ではカーニバルの時、広場にこのスモークリングを作る車がやってきて、お祭りムードを盛り上げる演出として巨大な天使の輪=スモークリングを打ち上げることがあるんです。それとソックリです」と説明するが…。